東京貴金属見通し=金は順張り姿勢が得策か

2016/12/02 17:10:08

<金>
 今週の東京金先限は、売り買いが交錯しボックス内で推移した。
 来週は、週明け月曜日に示される方向性に従い、順張り姿勢での対処が得策か。2日に発表される11月の米雇用統計と4日のイタリア国民投票、オーストリア大統領選の結果によりドル買いが進行するようだと、ゴールドは軟調推移を強いられそう。一方、欧米株安懸念が強まり、投資家のリスク回避姿勢が高まれば安全資産とされる金は買われる展開に。週明けの東京市場は活況の取引が期待できる。今週調整相場を経たことで、そろそろ方向性が示され明確なトレンドが始まると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4120円〜4380円。

<白金>
 米国のトランプ次期大統領が掲げる大規模なインフラ投資や大型減税などの経済政策が米経済の成長率を引き上げるとの見通しや、財源捻出のため米国債を大量に発行するのではないかとの観測を背景とした対主要国通貨でのドル高を背景に、ドル建てNY白金は下落し、2月5日以来約10カ月ぶりに900ドル台を割り込む場面もあった。しかし、白金系貴金属パラジウムが連日の年初来高値を更新する動きとなり、12月1日には高値775.7ドルを記録したことで価格差が意識されると、急速に値を切り返す展開となった。
 今週の東京白金は、為替の円安をみた買いに支えられ、持ち合いながらも週間ベースでは上伸。目先は、世界経済回復が自動車販売台数の回復とそれに伴う排ガス除去装置の触媒需要の増加を促すとの見方に支えられ、底堅い値動きが見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3500円。

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