東京貴金属見通し=金は買い戻される展開か

2016/12/09 17:09:20

<金>
 今週の東京金先限は、売り買いが交錯し方向性乏しくボックス内で推移した。
 来週は13−14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。値動きの荒い株式や為替市場に投機資金が流れ、見送られがちな国内金市場の現状を打破したいところ。追加利上げは織り込んでおり、来年の米経済見通しと利上げペースに関するFOMC声明や、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容が刺激材料になりそう。利上げ決定後、ドルが一時的に強含みNY金は下落しそうだが、その後ドル高・株高に対する警戒感が膨らみ、安全資産の金は買い戻しが膨らむ流れになると読む。最近の日・米の株価は期待先行で上げ過ぎているのだから。
 来週の予想レンジは先限ベースで4150円〜4380円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。為替の円安・ドル高をみた買いに支えられ、100日移動平均線の通る3450円の上値抵抗線を試したものの、同水準では買い方の手じまい売りや金相場の下落になびいた売りに圧迫され、伸び悩む動き。また、対主要国通貨でのドル高を背景に、ドル建てNY白金は割高感からの売りなどに押され1日には安値898.5ドルをつけた後は、自律反発から値を戻したもの、14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控え様子見姿勢が強く、戻り高値は売られる動きになったことも上値を押える要因となった。
 1日にNY白金が900ドルの節目を一時割り込み、下値は達成感があることから地合いは底堅く、目先は上値を試す展開が見込まれる。ただ、上述の抵抗線の突破に失敗するようだと急反落する可能性もあるため、直近の動きに注意が必要になる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3600円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ