東京貴金属見通し=金はもち合いか

2016/12/16 17:14:48

<金>
 今週の東京金先限は、注目の米FOMCを通過したもののボックス圏を脱することはなかった。
 来週は、今週米FRBが利上げペースを速める可能性を示したため、NY金には売り圧力が強まりそうだが、国内金は円安により相殺され、もち合いとなりそう。こうしたバランスは年越しまで続くと読む。値幅は大きくないが、安くなった日に買い拾い利が乗った高い日に仕切る短期売買で対処すべきか。イエレンFRB議長は今週、トランプ次期政権の経済政策には「多大な不確実性がある」と指摘し、ドル高が進行する現在の未知の政策運営に対し警戒を示した。長期的には買い拾っておくべきと考える。
 来週の予想レンジは先限ベースで4180円〜4380円。

<白金>
 今週の東京白金は急反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控える中、15日に高値3515円をつけ、3カ月ぶりの高値圏に浮上。しかし、その後は、米FOMC参加者による2017年の金利引き上げ回数の見通しが、年2回から年3回に増加し、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利引き上げペースを加速させるとの見方が強まる中で、米長期金利の上昇に伴うドル高を背景に、ドル建てNY白金が下落し一時900ドルの節目を割り込んだことで急反落した後は、円安をみた買いが入り下げ幅を縮小する荒い値動きとなった。
 大きなイベントを通過したことやクリスマスシーズンを前に、為替次第となるが、来週は現在の値位置でもち合いながら値固めを試す展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3600円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ