東京貴金属見通し=金は方向性を探る動き

2016/12/22 17:07:58

<金>
 今週の東京金先限は買い材料難のなか方向性乏しく、概ね軟調に推移した。
 来週も売り買いが交錯し狭い範囲での取引を強いられそう。ドル高によるNY金の下落も為替の円安が下支え、国内金の下振れ懸念は後退している。しかし、トランプ相場により投資資金が株式・為替市場に向かっているため頭重く、見送りムードは続くとみる。金相場の人気回復はトランプ相場に天井感が強まり、株高・ドル高が反転したときか。依然、来年の米金融引き締めを意識した軟調地合いは続きそうだが、テロの続発などでトレンドが急に上向いたとしても、不思議ではない底堅さも感じさせている。
 来週の予想レンジは先限ベースで4180円〜4380円。

<白金>
 東京白金は週間ベースでは上伸したが、8月12日(高値3855円)から10月24日(安値3091円)の半値戻し(3473円)を達成した後の上値が重く、弱含み。また、NY白金も900ドルを割り込む場面では買い戻されるが、戻り高値は売られる値動きとなった。
 トランプ新政権下での積極財政による景気加速期待と、それによる財源確保の国債増発への思惑を背景に金相場が下落したことにつれ安した他、従来であれば価格下落に伴い増加するアジア圏の実需買いが不在なことにも圧迫されている。しかし、現在の値位置を維持できれば、チャート上では地合いが改善し、年末年始の薄商いの中で急騰する可能性がある。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3600円。

 来週は年末年始により休載とし、次回配信は1月6日(金)とさせていただきます。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ