東京貴金属見通し=金はもみ合いか

2017/01/13 16:57:20

<金>
 今週の東京金先限は下値で押し目買いがみられ、戻り歩調を維持する形で越週した。
 来週はNY金が1200ドルの節目を回復し、やや達成感があり戻り一服となりそうなことから、国内金は調整のもみ合いを強いられるとみる。ただ、今週のように軟化した日でも下値で買い拾われ、大きく下振れない場合は、買い方有利と判断し押し目買いで対処すべきだろう。買い方の懸念材料は20日のトランプ氏の大統領就任演説。米景気の刺激策が具体化し、一服しているドル・米株に再び買いが集まるようだとNY金にとっては圧迫材料だ。この日を無難に乗り切れば、ゴールドは一段高となりそうなのだが。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4450円。

<白金>
 東京白金は12日、昨年8月15日以来、約5カ月ぶりの高値となる3649円を付けた後は、買い方の手じまい売りや為替の円高をみた売りなどに値を削られた。また、NY白金は100日移動平均線(1月12日時点980ドル)を挟んだ水準でもち合う展開。
 トランプ次期米大統領が11日の記者会見で具体的な経済政策に言及しなかったことで、過度な政策期待が後退したことからドルが売られ、ドル建てNY白金は割安感からの買いに支えられた。20日に控えたトランプ氏の大統領就任演説で、保護主義的な政策が強まり、日本や中国への強硬姿勢が示されるようだと、将来的な世界経済の成長の落ち込みが懸念されることになるため、就任演説への警戒感は強い。目先は現在の値位置での値固めを試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3400円〜3800円。

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