NY金は上伸、安全資産として買われる

2017/01/31 8:32:28

今朝のNY金は1190ドル台で推移。トランプ米政権の内向き志向の政策強化に対する警戒感が強まる中、投資家のリスク投資意欲が減退し、金の安全資産としての需要が強まり、買われました。ただ、対ユーロではドルが堅調に推移したため、ドル建てNY金の上げ幅は限られました。
トランプ米大統領は27日、シリア難民の受け入れ停止やイスラム圏7カ国出身者の入国禁止を柱とする大統領令に署名。米国内外で抗議の動きが広がったため、トランプ氏は29日に政権の対応に理解を求める異例の釈明を行いましたが、米政界でも反発が強まり、政情の不安定化に対する懸念も台頭したことで、投資家がリスク回避志向を強め、「安全資産」とされる金が買われる動きとなりました。

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