NY金は軟調、安値からは値を戻す

2017/04/27 8:38:17

 今朝のNY金は1260ドル台で推移。仏大統領選や地政学的リスクに対する警戒感が一服したことで下落。その後は、トランプ米政権が発表した税制改革案の実現性への懐疑的な見方が強まり、米長期金利が下落すると共に為替がドル安に振れたことを背景に、ドル建てNY金は割安感からの買いに支えられ、安値から値を切り返す動きとなりました。
 同日に発表された米税制改革案では、法人税率の35%から15%への引き下げや、米企業が海外に投資した資金を本国に環流する際の税率を1回限り引き下げることなどが盛り込まれ、法人税の「国境調整」は見送られました。事前の想定内の内容に留まった上、財源捻出のための具体策などが示されず改革案そのものに疑念が生じたと見られます。

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