東京貴金属市況=金、白金ともに続落

2017/06/09 15:40:18

 週末9日の東京貴金属市場は、金、白金ともに続落。
 前場の東京金は、8日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高や米政治リスクの後退を背景に下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後は円相場の軟化とニューヨーク時間外安の強弱材料の綱引きとなり、狭いレンジでの取引。後場は、週末のポジション調整売りがみられ軟調に推移した。市場筋は「注目された前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言では、トランプ米大統領の弾劾に直接結びつくような証言がなかったため米政治リスクが後退し、安全資産とされるゴールドは売られた。やや地合いは軟化したと判断すべきなのかもしれない」と語った。
 白金も続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢の展開となった。

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