東京貴金属市況=金が小幅まちまち、白金は続伸

2017/11/10 15:37:06

 週末10日の東京貴金属市場は、金が小幅まちまち、白金は続伸。
 前場の東京金は、9日のニューヨーク金先物相場が米税制改革の先行き不透明感やドル安などを背景に上昇したものの、為替の円高を受け売り優勢で始まった。その後は決め手材料を欠くなか、狭いレンジで推移。後場は下値で買いがみられるものの値動きは乏しく、前日水準でもみ合った。市場筋は「手掛かりとなる昨日のニューヨーク株式は、トランプ政権が目指す税制改革の実現性に懸念が強まり、8営業日ぶりに下落した。改革の年内成立が危ぶまれると株式を買いづらいとの声があり、引き続き値を下げれば質への逃避先であるゴールドはレンジの上限を試すことになるだろう」と語った。
 白金は続伸。ニューヨーク高を映しプラスサイドで取引された。

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