東京貴金属市況=金、白金ともに続落

2017/12/06 15:33:25

 6日の東京貴金属市場は、金、白金ともに続落。
 前場の東京金は、5日のニューヨーク金先物相場がドル高に伴う割高感から下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後も円相場の強含みを眺めた売りなどに押され水準を切り下げ、後場も総じて軟調に推移し本日の安値圏で大引けた。市場筋は「米税制改革をめぐる両院協議会が設置されるとの見通しから、年内の法案成立に向けて前進しているとの見方が広がり、安全資産とされる金は売られた。トランプ米大統領が5日、在イスラエル米大使館をエルサレムに移転する意向をイスラエルやパレスチナ、アラブ諸国の首脳に伝えたことで、中東情勢の緊迫化が予想されている。地政学リスクが高まれば、直ぐに金は買い戻されるだろう」と指摘した。
 白金もニューヨーク安を受けて、売り先行の展開となり続落した。

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