NY金は上伸、米利上げペース見通しなど手掛かりに

2017/12/14 8:56:40

 今朝のNY金は1250ドル台で推移。11月米消費者物価指数(CPI)の全体は市場予想と一致しましたが、コア指数が市場予想を下回ったことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による2018年の利上げ想定回数が3回と9月時点予想が据え置かれ、来年以降も利上げペースは加速しないとの見方が強まったことで、金は買われる展開となりました。
 11月の米消費者物価指数(CPI)は季節調整後で前月から0.4%上昇し、市場予想と一致。一方、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.1%上昇と、予想の0.2%上昇を下回りました。また、米連邦準備制度理事会(FRB)はFOMC声明で、政策金利を0.25%引き上げ、年1.25〜1.5%にすることを発表。同時に発表した米FOMC参加者16人の経済・金利見通しでは、2018年の利上げ想定回数は3回、19年は2回と、いずれも9月時点の予想を据え置きとなり、来年以降も利上げペースは加速しないとの見方が強まりました。

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