ニューヨーク貴金属市況=FOMC議事要旨公表後に買われるが、その後値を消す

2018/02/22 6:00:00

 21日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は小幅反発。米国の長期金利の高止まりや、ドル相場の堅調推移を嫌気した売り物が優勢となり、アジア・欧州取引時間帯に1320ドル台後半で推移する場面がみられたが、売り一巡後は1330ドル台前半に水準を戻してもみ合う展開。ニューヨーク取引もこの流れを引き継いで始まった後、米経済指標が強弱まちまちとなったため、上下に振れたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を前に、模様眺めムードが強まり小幅な値動きに留まった。
 注目された議事要旨では、緩やかな利上げ継続が示されたほか、短期的な景気上振れの可能性が指摘された。予想されたほどタカ派的でないとの見方が一部で浮上したため、清算値(終値)確定後の取引で一時1330ドル台後半まで上昇する場面がみられたものの、年内3回の利上げペースが維持されるとの観測から一転して売り優勢となりマイナス圏に転落。1320ドル台半ばまで売られた。

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