東京貴金属市況=金、白金ともに反落

2018/02/27 15:38:02

 27日の東京貴金属市場は、金、白金ともに反落。
 前場の東京金は、本日のニューヨーク金先物時間外相場が前日の東京市場大引け時を下回ったことから売り先行で始まった後、為替の円安を好感した買いがみられプラスサイドへ切り返した。後場は戻り売りに再び軟化、マイナスサイドに沈んで大引けた。市場筋は「27日にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)新議長の初の議会での証言がある。注目点は利上げに対するスタンス。3月の米利上げは確実視されており、市場は折り込み済み。イエレン前議長の緩やかな利上げ路線を継続するのか、よりタカ派的になるのか、米利上げのスピードが現状予想の年3回から4回に加速するかなどが、ゴールドの今後の方向性を決めることになる」と語った。
 白金はニューヨーク安を眺めた売りと円安を背景とした買いが交錯後、金の軟化に連れ下落しマイナスサイドで本日の取引を終えた。

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