ニューヨーク貴金属市況=金は一時買い戻し先行も、プラス圏維持できず

2018/03/01 6:00:00

 28日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は小幅続落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル新議長による議会証言が思いのほかタカ派的な内容だったことから3月利上げへの警戒感が強まり、金利の付かない金が売られやすくなった前日の流れに対する反動で買い戻しが先行する場面もあった。しかしその後は、対ユーロでのドル高基調が継続したことから、ドル建てで取引される金の割高感が生じてプラス圏を維持できずに取引を終えた。本日発表された昨年第4四半期の米国内総生産(GDP)改定値は予想通りだったためか、金相場の反応は限定的。市場からは「市場の注目を集めていたパウエル議長の議会証言を消化したことで材料出尽くし感が漂ったため、積極的な商いが控えられた面もあったようだ」との声も聞かれた。

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