ニューヨーク貴金属市況=金はテクニカル売りやドル高を受け反落

2018/03/08 6:00:00

 7日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反落。
 NY金は反落。トランプ米政権の経済政策を指揮してきたコーン国家経済会議(NEC)委員長が6日に辞任を表明したことで、トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウム輸入制限措置を実施に移しやすくなったとの見方が台頭。米国が保護貿易主義に傾斜し、世界的な「貿易戦争」を招くとの懸念から、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全資産とされる金を買う動きが強まり、時間外取引では続伸となっていた。ただ、その後の本取引では前日の買われ過ぎ感に対するテクニカル売りに加え、本日発表された2月のADP全米雇用報告・民間就業者数が予想を上回ったことから、ドルが対ユーロで堅調となり、ドル建てで取引される金の割高感が強まり反落となった。

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