東京貴金属市況=金が前日水準、白金は反発

2018/03/09 15:41:15

 週末9日の東京貴金属市場は、金が前日水準、白金は反発。
 前場の東京金は、8日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を背景に下落したことを受けて売り先行で始まった。その後は円相場の軟化を受け、小幅プラスサイドに浮上した後、後場は売り買いが交錯し前日水準で大引けた。市場筋は「トランプ米大統領が正式決定した鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置に適用除外が設けられたことで貿易戦争への警戒感が和らぎ、安全資産とされるゴールドの地合いはやや弱含んだ。ただ欧州連合(EU)と中国との溝が拡大する可能性は残っており、売りが膨らむことはなかった。今晩は米雇用統計が発表される。強い内容となれば、米利上げペースが加速するとの見方が強まることから、売り優勢の流れを警戒する声があった」と指摘した。
 白金は反発。円安を支援に買い戻されプラスサイドで推移した。

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