ニューヨーク貴金属市況=金は米雇用統計で売買交錯する中、小反発

2018/03/10 6:00:00

 週末9日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は小反発。トランプ米大統領が8日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する用意があると表明したことから、朝鮮半島情勢の緊迫化に対する警戒感が後退し、安全資産として買われていた金を売る動きが強まり、時間外取引では続落となっていた。その後の本取引でも、本日発表された2月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が市場予想を大幅に上回る良好な内容となったことから、ドルが対ユーロで堅調となり、ドル建てで取引される金の割高感が広がったため、一時は1日以来の安値を付ける場面も見られたが、同時に発表された平均時給が前月比、前年同月比がともに市場予想を下回ったことから、一転してドルが売り戻されたことを背景に、小幅ながら反発となった。

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