ニューヨーク貴金属市況=金は反発、株安などに支えられる

2018/03/20 6:00:00

 週明け19日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて堅調。
 NY金は反発。明日から2日間の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが決定されるとの観測が広がり、これを受けて金利の付かない金が売られた前週末の流れを引き継いで軟調に推移する場面もあった。しかしその後は、2016年の米大統領選でトランプ陣営が使用した選挙コンサルティング会社が、フェイスブック利用者5000万人超の個人情報を不正入手していたとの一部報道を受けて米株価が大幅下落。これにより投資家がリスク回避姿勢を強めたことから、安全資産とされる金の魅力が高まり買い戻しが先行。株安などを受けてドルが対ユーロで下落し、ドル建て金の割安感が生じたことにも支えられ、プラス圏を回復した。

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