ニューヨーク貴金属市況=金は反落、米利上げへの警戒感が相場を圧迫

2018/03/21 6:00:00

 20日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)は本日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。今会合では0.25%の追加利上げがほぼ確実視されており、こうした背景から金利の付かない金は売られやすくなる格好。対ユーロでのドル高基調や米株価の上昇も金相場を圧迫した。ただ、売り一巡後は明日のFOMC終了後に公表される声明やパウエルFRB議長の定例会見の内容を見極めたいとの思惑から、積極的な商いは控えられて下げ渋った。
 今回のFOMCでは、現行3回としている年内の想定利上げ回数を上方修正するかどうかに市場の注目が集まっているほか、FOMC声明やパウエル議長の定例会見での発言がタカ派寄りな内容になるとの憶測も広がっているという。

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