ニューヨーク貴金属市況=金は反落、高値警戒感から売り優勢

2018/03/28 6:00:00

 27日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて反落。
 NY金は反落。リスク回避的な金買いが先行していた最近の流れに対して高値警戒感が強まり、こうした背景からいったん利益を確定させようとする向きの売りが優勢の展開。米中が貿易摩擦激化を回避するために水面下で交渉を開始したとの報も引き続き相場を圧迫し、一時は1340ドルの節目を割り込んだ。ただ、市場からは「英国での元ロシア情報機関員襲撃事件をめぐり欧米とロシアの間で対立が激化しているほか、米中間の貿易をめぐる交渉も先行き不透明な面があり、こうした背景から投資家はリスク回避姿勢を弱めづらく、安全資産とされる金の先高感は依然強いのではないか」との声も聞かれた。

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