ニューヨーク貴金属市況=金は大幅続落、米GDPをきっかけに売り優勢

2018/03/29 6:00:00

 28日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は大幅続落。本日発表された昨年第4四半期の米国内総生産(GDP)確定値が速報値から上方修正された上に、市場予想も上回る良好な内容となったことをきっかけに、ドルがユーロなどの主要通貨に対して上昇。これによりドル建てで取引される金の割高感が生じたことから売り優勢の流れとなった。また、今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つアトランタ地区連銀のボスティック総裁が中立金利に向けて利上げ継続が必要との見解を示したことも、金利の付かない金の下げ足を強める要因となった模様。市場関係者は「週末のグッドフライデーによる休暇を前にポジションを調整しようとする向きからの売りも入ったようだ」と指摘した。

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