NY金は堅調、米中「貿易戦争」を巡り上下動

2018/04/05 8:40:21

今朝のNY金は1330ドル台で推移。米国が中国からの輸入品に高関税を課す一方で、中国が報復措置を発表したことで、安全資産としての金買いが活発化。一時1352.50ドルの高値をつけた後は、交渉で「貿易戦争」は回避できるとの見方が広がったことから流れが反転し、上げ幅を削られる展開となりました。
 米通商代表部(USTR)が3日、中国の知的財産権侵害に対する貿易制裁措置の原案を公表したことを受け、中国商務省も4日、米国から輸入する大豆や自動車、航空機などに追加関税を課す方針を発表。米中の「貿易戦争」への懸念が強まりました。しかし、ロス商務長官が4日、話し合いで貿易戦争を回避できる可能性を示唆したことや、ホワイトハウス当局者は同日、トランプ政権が現時点では新たな対中措置の発動を計画していないと発言。このため、米中貿易摩擦がエスカレートするとの過度の不安が後退しました。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ