ニューヨーク貴金属市況=低調な米雇用統計を受けて金は反発

2018/04/07 6:00:00

 週末6日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き上昇。
 NY金は反発。トランプ米大統領が、中国に対する1000億ドル規模の新たな追加関税の検討を通商代表部(USTR)に指示したと表明したため、米中間の貿易摩擦激化への懸念が再燃。投資家がリスク回避姿勢を強めたため、安全資産としての「金」が買われる展開。本日発表された3月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が10.3万人増にとどまり、市場予想(19.3万人増)から大幅に下振れしたほか、失業率も前月から悪化したことも投資家の金買いを促す要因となった。その後は、NYダウ平均の急落を眺めた買いが入る一方で、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「利上げ継続が必要」との見解を示したことが重しとなり、1330ドル台半ばでもみ合う格好となった。

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