NY金は堅調、地政学的リスクの高まりなど背景に

2018/04/10 8:54:56

今朝のNY金は1330ドル台後半で推移。米中通商問題で米国側が懸念の払拭に努める中、投資家の過度のリスク回避姿勢が後退しましたが、先行き不透明感が強いことや、シリアや北朝鮮をめぐる地政学的リスクなどを背景とした買いに支えられ、概ね堅調に推移しています。
トランプ大統領は、ホワイトハウスで開かれた閣議の冒頭で、化学兵器使用疑惑が浮上しているシリアについて「24〜48時間以内に大きな決断を下す」と発言。アサド政権に対し再び軍事攻撃に踏み切る可能性を示唆したことを受け、安全資産とされる金は買われました。また、トランプ氏は同じ席上で、5月末までに開催する意向を示していた米朝首脳会談について5月か6月初旬になると言及、米朝間の「非核化合意」をめぐる協議の行方にも一抹の不安が広がっています。

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