ニューヨーク貴金属市況=金は約2週間ぶり安値

2018/04/24 6:00:00

 週明け23日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は続落。前週末に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を中止し、核実験場を廃棄する考えを表明したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退。安全資産としての「金」が売られる展開。米国の長期金利の上昇や、ドル相場の上昇も圧迫要因となり、1320ドル台前半まで売られ、約2週間ぶりの安値を付けた。
 NYパラジウムは急落。米財務省が、対ロシア制裁の一環としてロシアのアルミ生産大手UCルサールなど複数のロシア企業との関係解消を投資家に求める措置について、当初設定した関係解消の期限を延長したと報じられ、ルサールと資本関係のあるノリリスク・ニッケルによるパラジウムの供給懸念がひとまず後退。これを受けて投機筋の売り物が膨らんだとみられる。

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