ニューヨーク貴金属市況=ドル高を受け金は続落

2018/04/27 6:00:00

 26日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き下落。
 NY金は続落。米長期金利の上昇が一服したことで、一時1トロイオンス=1320ドル台後半まで買われる場面がみられたものの、その後は、欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で金融政策の据え置きを決定。ドラギECB総裁が会見で資産購入プログラムの継続判断を先送りしたため、ユーロ・ドル相場でドルが上昇。ドル建て金相場に相対的な割高感が強まったことから、一転して売り物が優勢の展開。本日発表された米耐久財受注、週間新規失業保険申請件数が良好な内容となったことも圧迫要因となり、1310ドル台後半まで値位置を切り下げた。
 NY白金は続落。ドル高に伴う相対的な割高感から売り物が先行。6日安値(910.30ドル)を割り込み、年初来安値を更新した。

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