ニューヨーク貴金属市況=米長期金利の低下を受けて、金は反発

2018/04/28 6:00:00

 週末27日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反発。米国の長期金利が低下したことを手掛かりにファンド筋の買い物が優勢の展開。1トロイオンス=1320ドル台を回復した。本日発表された米国の第1・四半期国内総生産(GDP)速報値は2.3%増と、市場予想(2.0%増)は上回ったものの、前期の2.9%増から減速。また、個人消費が5年弱ぶりの低い伸びとなったことも金相場を支援した。ただ、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計の発表を控えているため、その後は1320ドル台前半でもみ合う展開となった。
 NY白金は反発。前日の地合いを引き継いで、一時1トロイオンス=906.50ドルまで下落し、再び年初来安値を更新した。しかしその後は、金相場の上昇を眺めて買い戻され、プラス圏に浮上した。

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