ニューヨーク貴金属市況=金は反落、白金は年初来安値更新

2018/05/01 6:00:00

 週明け30日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み軟調。
 NY金は反落。対ユーロでのドル高基調に圧迫される中、本日発表された3月の米個人消費支出(PCE)物価指数が前月から上昇し、これを受けて米追加利上げに対する警戒感が強まったことも金利の付かない金を圧迫。良好な米企業決算を背景にNYダウが高寄りしたことも安全資産とされる金の魅力低下につながり、一時は1310ドルの節目割れを試した。ただ、取引中盤以降は売り過剰感などから安値拾いの買いが入ったほか、NYダウがマイナス圏へ転落したことも金の買い戻しを誘ったため、下げ幅を縮小する展開となった。
 NY白金も反落。売られ過ぎ感の高まりなどから買い戻された前週末の流れを引き継ぐ場面もあったが、その後は米株価の下落などを背景にマイナス圏へ転落。年初来安値を再び更新した。

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