ニューヨーク貴金属市況=金は続落、一時1300ドル割れを試す

2018/05/02 6:00:00

 1日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続落。
 NY金は続落。米国の長期金利が上昇し、これを受けてドルが対ユーロで買われたことから、ドル建てで取引される金に割高感が生じる格好。北朝鮮をめぐる地政学的リスクが後退していることも引き続き安全資産とされる金の魅力を弱めており、一時は昨年末以来となる1300ドルの節目割れを試した。ただ、その後は本日から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)の行方を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂う中、安値拾いの買いに下げ渋った。
 NY白金も続落。金の下落に連れ安となったほか、対ユーロでのドル高や米株安にも圧迫されて連日の年初来安値更新。また、昨年12月18日以来となる900ドルの節目割れも演じた。

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