NY金は下落、米FOMC声明発表を控え

2018/05/02 8:38:18

 今朝のNY金は1300ドル台で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控え、6月利上げを示唆する内容になるのではないかとの観測から対ユーロでのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。最近の米経済指標を受けた米利上げペースの加速観測も弱材料視されました。
 米サプライ管理協会(ISM)が1日発表した4月の米製造業景況指数は57.3と、3月の59.3から大きく低下し、市場予想の58.3も下回りました。しかし、景気の拡大・縮小の節目とされる50は20カ月連続で上回ったことや、価格などの構成指数は上昇。また、前日発表された3月の米個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率も前年同月比で物価安定目標とされる2.0%に達したことで、インフレ高進観測が強まると共に、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを加速させるのではないかとの観測を強めました。

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