ニューヨーク貴金属市況=金は清算値確定後に上下動

2018/05/03 6:00:00

 2日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は、本日公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の内容を見極めたいとの思惑が広がる中、米長期金利の上昇などを背景に売られている最近の流れを引き継ぎ、小幅ながらも3営業日続落で清算値(終値)は確定。その後の電子取引では、公表されたFOMC声明が特に目立った内容が見当たらない無難なものだったと受け止める向きが多く、連邦準備制度理事会(FRB)はさほど今後の利上げを急いでいないとの見方につながったことから、金利の付かない金は買い戻されてプラス圏へ浮上し、一時は1314.90ドルまで上昇。ただ、買いが一巡するとドルが対ユーロで再び上昇したことなどを眺めてジリジリと値を下げ、マイナス圏へ再度転落するなど上下に振れる不安定な値動きとなっている。

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