ニューヨーク貴金属市況=金は清算値確定後に下げ幅拡大

2018/05/15 6:00:00

 週明け14日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟調推移。
 NY金は小幅続落。米国と中国による貿易摩擦解消に向けた協議進展への期待が広がる中、投資家のリスク回避姿勢が後退したことから安全資産とされる金の魅力が低下。ただ、本日は主要な米経済指標の発表などがなかったためか積極的な商いは控えられ、清算値(終値)は小幅マイナスで確定した。その後の電子取引では、欧州中央銀行(ECB)の当局者がインフレ鈍化を楽観視し、緩和解除の方針を維持したことを受けて対ユーロでのドル安基調が一服したため、ドル建て金の割高感が生じて下げ幅を拡大する展開となっている。

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