ニューヨーク貴金属市況=金は反落も、値動きは小幅

2018/05/26 6:00:00

 週末25日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟調。
 NY金は小幅反落。米朝首脳会談中止の報をきっかけに安全資産とされる金の買いが膨らんだ前日の流れに対する反動から利益確定の売りが見受けられる中、対ユーロでのドル高基調により生じたドル建て金の割高感も相場を圧迫した。また、北朝鮮の金桂冠第1外務次官が「我々はいつでも、どんな方式であれ、向かい合って問題を解決していく用意がある」とする談話を発表したことに対し、トランプ米大統領が「温かく、建設的な談話を受け取るのは非常に良いニュースだ」とツイートして首脳会談の再設定に含みを持たせ、これを受けて安全資産とされる金の魅力が弱まったことも売り要因となった模様。ただ、来週28日は米英市場がともに休場となることで市場参加者は少なく、全般的に積極的な商いが控えられたためか小幅な値動きにとどまった。

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