NY金は軟調、米利上げペースの加速観測を背景に

2018/06/05 8:42:19

 今朝のNY金は1290ドル台で推移。堅調な5月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年の利上げ回数を計3回から4回に引き上げるとの思惑が拡大したことや対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りなどが入り下落しました。
 ただ、トランプ米政権が鉄鋼・アルミニウムの輸入制限で、欧州連合(EU)、カナダ、メキシコに対しても1日に追加関税を発動。3カ国・地域は一斉に反発し、米国と断固闘う姿勢を見せていることから、世界的な「貿易戦争」に発展しかねないとの懸念が燻っていることから、安全資産としての買いに支えられ、安値では買い戻される動きとなりました。

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