ニューヨーク貴金属市況=金は小幅反落

2018/06/07 6:00:00

 6日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き堅調。
 NY金は小幅反落。取引序盤は、欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事が来週のECB理事会で資産買い入れ策の年内終了について討議すると述べたことで、ユーロ・ドル相場でドルが軟化。これを受けて相対的な割安感からプラス圏で推移した。しかし、米株価の上伸を受けた投資家のリスク選好姿勢の強まりや、米国の長期金利の上昇を眺めて次第に売り物が優勢の展開となり、小幅ながらマイナス圏に転落する格好となった。市場では「前週の雇用統計以降の米指標も総じて良好な内容となっており、米国の利上げペース加速への思惑が、金相場の上値を抑えている」との指摘が聞かれた。

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