ニューヨーク貴金属市況=金は新規材料不足の中、小幅反発

2018/06/12 6:00:00

 週明け11日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は小幅反発。ユーロ・ドル相場が一時1ユーロ=1.18ドル台までユーロ高・ドル安に振れ、これを受けてドル建て金の割安感が生じたことから買いが先行。ただ、その後は対ユーロでのドル安基調が一服したことで上げ幅を削ったほか、本日は主要な米経済指標の発表などがなかったことで新規の手掛かり材料に乏しく、積極的な商いが控えられたこともあり、清算値(終値)は前週末と大差ない水準だった。市場からは「今週は米朝首脳会談や日米欧の金融政策決定会合など重要イベントが控えており、これらの結果を待ちたいとの思惑も動意を薄くさせたようだ」との声も聞かれた。

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