ニューヨーク貴金属市況=金は反発、安値拾いの買いが先行

2018/07/04 6:00:00

 3日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反発。
 NY金は反発。早期の米追加利上げへの警戒感や中国の金需要低下観測などを背景に売り優勢となった前日の流れを引き継ぎ、昨年12月12日以来となる1240ドル割れを演じる場面もあった。しかしその後は、売り過剰感が高まったことから安値拾いの買いが先行。1250ドル台を再度回復した。市場からは「米国市場の休場を前にポジション調整的な買いも入ったようだ」との声も聞かれた。
 NY白金は大幅反発。中国の景気減速懸念などを背景に売りが膨らみ、2016年1月下旬以来の安値を付けた前日の流れを継続し、一時は2008年12月上旬以来となる800ドルの節目割れを試した。ただ、その後は売られ過ぎとの見方が広がったことから買い戻しが殺到。前日比で30ドル超の上昇幅を記録した。

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