ニューヨーク貴金属市況=トランプ大統領発言で金は反発、1230ドル台

2018/07/21 6:00:00

 週末20日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反発。
 NY金は反発。前日にトランプ米大統領がCNBCとのインタビューで米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに不満を表明したことで、ユーロ・ドル相場でドルが下落。相対的な割安感から買い物が優勢となり、欧州取引時間帯は概ね1トロイオンス=1220ドル台で推移した。その後、トランプ大統領がツイッターに「欧州連合(EU)や中国などが為替を操作し、金利を低く抑えている」と投稿したほか、FRBの利上げにも改めて不満を漏らしたためドルが一段安となり、金相場は1230ドル台を回復した。
 NY白金は大幅反発。前日の下落を受けた買い戻しが優勢の展開。トランプ大統領発言を受けて、白金の主要生産国である南アフリカの通貨ランドが対ドルで上昇。ドル建ての生産コストが上昇するとの見方も相場を支援した。

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