ニューヨーク貴金属市況=金は動意に乏しく、前日とほぼ同水準

2018/07/25 6:00:00

 24日のニューヨーク貴金属市場は、金を除いて堅調。
 NY金は小幅続落。この日は世界的に株価が持ち直したことで投資家がリスク回避姿勢を弱めたため、安全な資産とされる金を売る動きが見られたものの、他に新規の手掛かり材料が見当たらなかったことから積極的な商いは控えられる格好。26日開催予定の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や、週末発表の今年第2四半期米国内総生産(GDP)速報値を待ちたいとの思惑も様子見ムードに拍車をかけたため、清算値(終値)は前日とほぼ同水準となった。市場からは「米国とイランの対立といった地政学的リスクが燻る一方、米利上げの継続観測が根強いことから強弱材料が混在しており、どちらにもポジションを傾けづらい」との声も聞かれた。

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