ニューヨーク貴金属市況=金は続落も、米GDP発表後に下げ渋る

2018/07/28 6:00:00

 週末27日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み軟調。
 NY金は小幅続落。今年第2四半期(4〜6月期)米国内総生産(GDP)速報値の発表前までは、対ユーロでのドル高基調により生じたドル建て金の割高感などを受け、売りが先行して1210ドル台で推移。しかし米GDP速報値が発表されると、3年9カ月ぶりの高い伸びを示しながらも市場予想通りだったためか過度な米利上げへの警戒感が和らぎ、これまで金利の付かない金を売っていた向きからの買い戻しが入る格好。対ユーロでのドル高基調が一服したことにも支えられ、下げ渋る展開となった。米GDP速報値を消化したことで、市場の関心は来週開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移ったが、同会合では政策金利の据え置きが決定されるとの見方が優勢となっている。

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