ニューヨーク貴金属市況=金は米雇用統計を受け、3営業日ぶり反発

2018/08/04 6:00:00

 週末3日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き上昇。
 NY金は反発。本日発表された7月の米雇用統計で、景気動向を敏感に映す非農業部門就業者数が市場予想を下回ったことに加え、物価上昇の先行指標として注目される平均時給が市場予想と一致したものの、インフレの落ち着きが示され金利上昇も抑えられるとの見方が広がり、金利の付かない金を買う動きが優勢となったため3営業日ぶりの反発。ただ、中国政府が3日、米国からの輸入品600億ドル相当に関税を上乗せする報復措置を発表したことを受け、米中間の「貿易戦争」激化に対する懸念から、中国からの金の需要減退観測が広がり、上値重い展開となった。

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