ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、1220ドル台を回復

2018/08/09 6:00:00

 8日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は続伸。米通商代表部(USTR)が、中国からの輸入品279品目、160億ドル相当に25%の関税を上乗せする制裁関税の第2弾を今月23日に発動すると発表。これを受け、中国政府も同規模の報復措置を23日に発動すると表明しており、米中貿易摩擦激化への懸念が強まっている。中国経済の鈍化で金需要が落ち込むとの見方がある一方で、安産資産として金を買う向きも見受けられ、売り買いが交錯する展開。アジア・欧州取引時間帯は1トロイオンス=1220ドルを挟んでもみ合い推移が続いた。ニューヨーク取引序盤に、ユーロ・ドル相場でドルが強含みで推移したことで相対的な割高感から売り圧力が強まり、一時1213.60ドルまで水準を下げた。ただ、ドル高が一服すると次第に買い戻しが優勢となりプラス圏に浮上。1220ドル台を回復して引けた。

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