ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅反発

2018/08/15 6:00:00

 14日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は小幅反発。トルコの経済不安などをきっかけに売りが膨らんだ前日までの流れに対し、売り過剰感が高まったことから安値拾いの買いが見受けられる格好。ただ、米国の長期金利上昇などを背景にドルがユーロなどに対して堅調に推移し、これを受けてドル建てで取引される金の割高感が出たこともあって売り買いが交錯。新規の独自材料に乏しいことで積極的な商いが控えられた面もあり、全般的に小幅な値動きにとどまった。市場からは「米中貿易摩擦を背景とした中国の金需要低迷観測も根強いため、金の上値余地は乏しいのではないか」との声も聞かれた。


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