ニューヨーク貴金属市況=金は続落も、安値からは大きく値を戻す

2018/08/17 6:00:00

 16日のニューヨーク貴金属市場は、金を除いて反発。
 NY金は小幅続落。ニューヨーク取引開始前の電子取引では、対ユーロでのドル高基調などを背景に売りが膨らんだ前日の流れを引き継ぎ、一時は1167.10ドルまで下落。昨年1月5日以来の安値を付けた。ただ、その後は売り過剰感が高まったことから安値拾いの買い戻しが先行。ニューヨーク取引に入ってからもこうした流れを引き継いだほか、米中貿易協議再開の報を受けて貿易摩擦激化への懸念が和らぎ、これまで資金の逃避先として買われていたドルの上昇基調が一服したことも金の買い戻しを誘い、前述の安値からは大きく値を戻す格好。一時はプラス圏を回復した。ただ、市場からは「トルコ危機への懸念は燻っており、清算値(終値)ではプラス圏を維持できなかったことも考慮すると、金の先安感は依然強い」との声も聞かれた。

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