ニューヨーク貴金属市況=金は3営業日続伸、1200ドルを回復

2018/08/22 6:00:00

 21日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除いて続伸。
 NY金は3営業日続伸。前日の取引終了後にトランプ米大統領がロイター通信のインタビューで、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げを継続する方針であることについて「感心しない」と批判。これを受けてFRBが現行のペースで利上げに動きづらくなるとの観測が広がり、ドルがユーロなどに対して売られる格好。本日もこうした流れを継続したことから、ドル建てで取引される金の割安感が生じて買いが先行。途中、利益確定の売りに押されてマイナス圏を漂う場面もあったが、それも長くは続かずトランプ大統領の発言をきっかけとしたドル安基調を眺めて再び買い進まれ、1200ドルの節目を回復した。今週は米中通商協議が再開されるほか、22日には連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、23〜25日にはワイオミング州ジャクソンホールで経済金融シンポジウムが開催され、これら重要イベントの内容に注目が集まっている。

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