ニューヨーク貴金属市況=金は反落、ドル高などに圧迫される

2018/08/24 6:00:00

 23日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は反落。前日の清算値(終値)確定後に米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、多くの参加者が次回9月会合での金利引き上げが妥当であり、緩やかな利上げ継続が適切との見方で概ね一致したことが判明。前日の公表直後には特に目立った反応は見られなかったが、議事要旨の内容が消化されたことで改めて利上げ継続への警戒感が強まり、金利を生まない資産である金を売る動きが広がる格好。また、ユーロ・ドル相場でユーロ安・ドル高が進行し、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことも売りの流れを強める要因となった。米ワイオミング州ジャクソンホールでは本日から3日間の日程で経済金融シンポジウムが開かれる予定だが、市場関係者はパウエルFRB議長が24日に行う講演に注目している。

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