ニューヨーク貴金属市況=金は反落、清算値確定後に下げ幅拡大

2018/08/29 6:00:00

 28日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反落。
 NY金は反落。ユーロ・ドル相場でのドル安一服を眺めて、利益確定の売り物が先行する展開。本日発表された8月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、約18年ぶりの高水準を記録したことに加え、米国の長期金利が上昇したことも金相場の圧迫要因となった。清算値(終値)確定後の取引も弱地合いを継続。1トロイオンス=1210ドルを割り込んだことで、テクニカル売りが誘われ下げ幅を拡大した。市場筋は「前日に米国とメキシコが通商協議で合意したことで、欧州連合(EU)や中国との貿易摩擦解消に向けて、通商協議が進展するとの期待が浮上したことが金相場を押し下げたようだ」と語った。

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