ニューヨーク貴金属市況=ドル高を受け、金は続落

2018/08/31 6:00:00

 30日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き下落。
 NY金は続落。トルコ・リラが大幅安となったほか、アルゼンチン・ペソも急落するなど、新興国通貨の不安定な値動きを手掛かりにドルが買われたため、ドル建て金相場に相対的な割高感が浮上。また、本日発表された7月の個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比2.3%上昇と、6年4カ月ぶりの高い伸びを記録したことで、米国の利上げ観測が改めて意識され、一時1202.10ドルまで売られた。ただ、1200ドルの節目を維持したことで下げ渋った。米メディアが「トランプ大統領が、2000億ドル規模の中国製品に対する関税を来週発動させる意向」と報じたことで、中国の金需要が落ち込むとの見方も相場の圧迫要因になったとみられる。

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