ニューヨーク貴金属市況=金は小幅反発

2018/09/01 6:00:00

 週末31日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反発。新興国通貨の下落を背景としたドル堅調を受けて売られた前日の流れを引き継いで、アジア取引時間帯は概ね1トロイオンス=1210ドルを下回る水準で推移した。その後は、米国の長期金利の低下を手掛かりに買い戻しが優勢となり、1210ドル台を回復する場面がみられたものの、商い一巡後は再び1210ドルを割り込んだ。米中貿易摩擦への懸念に加え、トランプ米大統領が世界貿易機関(WTO)からの脱退を警告するなど貿易問題の不透明感が強まっている。また、新興国通貨の不安定な動向も安全資産としての「金」の押し上げ要因となるが、一方で、ドルの堅調地合いが上値を抑える格好となっている。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ