ニューヨーク貴金属市況=金は続伸も、中盤以降に上げ幅削る

2018/09/07 6:00:00

 6日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除いて堅調。
 NY金は小幅続伸。取引序盤までは、対ユーロでのドル安基調を背景としたドル建て金の割安感や、8月のADP全米雇用報告の民間就業者数が低調だったことを受けた過度な利上げへの警戒感の後退などに支えられ、一時は1212.70ドルまで上昇。しかし取引中盤以降になると、買い過剰感などから利益確定の売りが入ったほか、対ユーロでのドル安基調が一服したことにも圧迫され、上げ幅を削る格好となった。市場では、明日発表の8月米雇用統計に注目が集まっているが、本日のADP統計が低調だったため、雇用統計でも弱い内容が確認されれば金は上値を伸ばす可能性もあるという。

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